知って防ごうネット詐欺!(全6回)~メールやネットで騙されない!~第1回 ニセ投資詐欺
ショッピングや銀行等の手続きもできる、便利なインターネット。だけど、ご注意を!便利さの裏にはさまざまな危険が潜んでいます。ネット詐欺被害にあわないために、正しい対処法を身につけましょう。
第1回は、ニセ投資詐欺の主な手口と対処法をわかりやすく説明します。SNSで「必ず儲かる!」といった投資広告で勧誘し、金銭を騙し取る詐欺に注意しましょう。
主な手口:SNS等を通じて対面することなく、メッセージのやり取り等で関係を深めて信用させ、投資金名目やその利益の出金手数料名目などで金銭等を騙し取る詐欺
- インスタグラムやフェイスブックなどのSNS上に、投資家や有名人を騙り「投資で稼げる」などの広告を掲載します。
- 被害者が広告をクリックすると、LINEに誘導し、トークグループに招待します。
- 指南役やアシスタント役を装い、投資の取引に必要との名目でアプリをインストールさせ、口座を指定して入金させます。
- アプリ上ではあたかも利益が出ているかのように見せ、さらに追加入金させます。
- 被害者が出金しようとすると「手数料」が必要などと理由をつけて追加入金させた後、連絡を絶ち、現金を騙し取ります。
対処法
- 有名人の名前や写真が無断で悪用されている広告もあるので要注意!
- 勧誘者や業者が金融商品取引業の登録を受けているかを金融庁のホームページで確認する!
- ダイレクトメール(DM)やグループチャットでの儲け話に注意!
- 「個人名の口座」には振り込まない!
※警視庁のサイバーセキュリティ対策本部様よりご提供いただいた内容を掲載しています。