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小売業界も人手不足!従業員の強化と定着が重要に!

IT知識

小売業界が抱える人手不足を解消するためのツールについて、現在の小売業界の働き手不足の現状について、人手不足を解消する事例やツールをご紹介します。

小売業でも慢性的な働き手不足の状況(従業員の教育と定着が重要に)

年々少子高齢化が進み人口も減少し続けている日本において、働き手の不足は様々な業界で共通の課題となっています。

小売業界においても例外ではなく、慢性的な人手不足が叫ばれています。2019-2020年の年末年始には、大手コンビニエンスストアをはじめとした多くの小売店舗で、休業や営業時間の変更を行う等、働き手の負担が減少するような取り組みも実施されましたが、根本的な改善を望めるようなものではありません。

土日出社が当然であること、残業が多くなりがち、給与面など、正社員雇用が難しい要素はいくつか挙げられるが、簡単に改善ができるものではなく、非正規労働者への依存度が高い業界だと言えます。であれば、その非正規労働者をどのようにして戦力にしていくのか、定着させていくのかが重要な要素になっています。マニュアルの整備や、店舗オペレーションをシンプルにわかりやすくすること、コミュニケーションを充実させることなどを意識する必要があります。

※参考:https://www.digital-transformation-real.com/blog/hr-and-human-resource-development.html

事例・ツール紹介

マニュアル作成ツール(閲覧をタスク化して教育状況を管理)

マニュアルを用意することで新人への教育・研修やルールの改定の周知を行いたい場合、如何にわかりやすく従業員が見てくれるものを作成できるかがポイントとなります。株式会社スタディストのTeachme Bizではわかりやすいマニュアルを簡単に作成することが可能です。

あるドラッグストアでは、500種類を超える紙媒体のマニュアルが存在していました。しかし、Teachme Bizの導入により、マニュアルが画像・動画主体となることで、文字数は大幅に削減され、見る側の負担も作る側の負担も一気に軽減しました。経済的にも、導入コストと差し引きで考慮したコスト削減効果は2000万円にも上ったとのことです。

マニュアル内のキーワード検索や、閲覧をタスク管理し受講状況の可視化ができるなど、単純に見やすいマニュアルを作るだけでなく、運用のフォローも考慮されたサービスになっています。

※参考:https://biz.teachme.jp/

給与申請アプリ(好きなタイミングで給与を受け取れる)

株式会社メタップスペイメントの「CRIA(クリア:給与即時払いサービス)」は正社員・アルバイト・パート・契約社員と雇用形態に関わらず、従業員が働いた分の給与をアプリから申請することで、即時受け取れるサービスです。

従業員にとってはいざ仕事をしてお金を稼ごうと思っていても、給料日は当月末だったり、場合によっては来月になってしまうことがあります。CRIAはそのような労働から給与受け取りまでのタイムラグをなくすことができます。

近年、求人募集率向上の対策や働き方改革の一環として次々と大手企業様でも取り入れられているサービスです。

※参照:https://www.metaps-payment.com/service/cria.html

店舗のコミュニケーションツール(使いやすさと効率向上を実現)

店舗内・店舗間・店舗と本部のコミュニケーション効率を上げるツールとして、ワークスモバイルジャパン株式会社が提供する「LINE WORKS」の利用企業が増えています。

現在ではほとんどの日本人が利用しているSNS「LINE」のデザインや使用感をそのままに、プライベートとは切り離して利用できるビジネス版の「LINE」で、どなたでも扱いやすいことが特徴にあげられます。

チャットでの会話はもちろんのこと、店舗スタッフ同士のスケジュールの管理、ファイル共有、部署や店舗を選択しての情報の投稿等の機能を使用でき、更に従来のLINEに比べてセキュリティ面も強化されています。

メールや電話での伝達は、どうしても時間を要するものですが、LINE WORKSを利用することで情報伝達スピードが向上できます。

※参考:https://line.worksmobile.com/jp/

iPadPOSレジ(オペレーションの簡易化で業務負担を減らす)

店舗オペレーションにおいてスタッフの負担となっている業務の例として、在庫情報や顧客情報のExcel管理、売上情報の管理、締め作業及び本部への報告、等が挙げられます。これらを解説する手段としてPOSレジの導入が挙げられます。

中でも近年急速に普及されているiPadPOSレジは、導入費用を最小限に抑え、店舗の場所を取らずに設置することができ、以下のような特徴があります。

  • 料金が安い
    従来のPOSレジのように何万円も払わなくても導入ができる。
  • 場所をとらない
    iPadレジは、iPadがそのままレジになるため、場所をとらず、お店の雰囲気を壊すことがない。
  • Excel管理からの脱却
    売上情報・在庫情報・顧客情報等のデータをiPad上で管理できる。
  • どこからでもデータを確認できる
    クラウドなので、自分が店舗にいない時でも、その日の売上のチェックや、今の状況をリアルタイムに確認することができる。
  • 他のサービスと連携できる
    モバイル決済システム等と連携させることができる。
  • 操作が簡単
    スマホ・タブレットが広く普及している為、誰でも扱いやすい。日々の会計も簡単になる。

当社もiPadレジのサービスを展開しており、多くの小売店様にご活用いただき、オペレーションの効率化にご協力させていただいております。

※参考:https://posregi.jp/nexpo/

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