国連発表「持続可能な開発目標(SDGs)報告 2024」
国連が毎年公表している「持続可能な開発目標(SDGs)報告」は、SDGsの目標達成に向けた世界の取り組み状況をまとめたレポートです。2024年版では「SDGsの169のターゲットのうち、順調に進んでいるのは、わずか17%。3分の1以上は進捗が停滞、または後退している」と厳しい現状が示されました。
アントニオ・グテーレス国連事務総長は2030年のSDGsの目標達成について、「達成する見込みには遠く及ばない」と表現。
報告書によれば、目標達成を大きく妨げる要因として、新型コロナウイルス感染症による影響が長引いていることや、激化する紛争、気候変動による混乱なども関係しているとのことです。
このことからも、今後さらに世界レベルで「持続可能性」は重要なキーワードとなっていくことが予想され、各企業・各個人がより強い意思をもって取り組んでいくことが求められるでしょう。
皆さん、当事者意識をもって取り組んでいきましょう!