ちょっと待って!その「セキュリティ警告」は本物!?~パソコン編~
パソコンやスマートフォンでウェブサイトを閲覧していて、「お使いのコンピューターはウイルスに感染しています!」、「注意!システムの問題が見つかりました」といった文言で警告画面が表示されたら、皆さんならどうしますか?
これは利用者を動揺させて金銭を騙し取るサポート詐欺と呼ばれるものです。
騙しの手口
- 偽警告を表示させる
ウェブサイト上のネット広告などに、偽警告を表示させるプログラムを仕込み、閲覧させる。 - ソフトウェアを購入させる
「問題を解決するため」などと偽って、オンラインで有償のソフトウェアを購入させる。 - 電話をかけさせ、遠隔操作をする
「購入したソフトウェアを有効化するため」などと偽って電話をかけさせる。
更に、「詳しくパソコンを調べる」などと偽って、遠隔操作用のソフトをインストールさせ、サポートと称して作業を行う。 - 保守サービスの契約を持ち掛ける
一連の作業終了後、サポートの作業費や、1年間で何万円といった保守サービスの契約を持ち掛ける。
被害に遭わないために
普段から使用しているセキュリティソフトによる警告ではない場合、無視して画面を閉じてください。
(画面を閉じられない場合、パソコンを再起動する。)
また、「サポートの連絡先」と表示されている電話番号には連絡しないでください。
※警視庁のサイバーセキュリティ対策本部様よりご提供いただいた内容を掲載しています。