改正温対法とは?
温対法とは「地球温暖化対策推進法」の略で、1998年10月に制定され、企業における温室効果ガス排出量について、その算定と報告を義務化したものです。その温対法が2022年4月に改正され、カーボンニュートラルの実現を目指す「改正地球温暖化対策推進法」(改正温対法)が施行されました。温暖化対策のために、企業や個人レベルでCO2削減について一層努力していく必要があります。
- ポイント① 長期目標:2050年までに脱炭素社会の実現
⇒長期的な目標に対する理念が法律上ではっきりと示され、企業として地球温暖化対策に取り組みやすくなった。 - ポイント② 再生可能エネルギーの導入と地方創生
⇒地域脱炭素化促進事業をおこなう事業者と、市区町村が連携しやすいよう整備。 - ポイント③ 企業の温室効果ガス排出量の公開
⇒排出量の報告を電子対応によりスムーズな情報開示が可能に。