カーボンプライシングとは?
近年、世界中で地球温暖化に向けた取り組みが行われているなかで、脱炭素社会に向けて「カーボンプライシング」が注目されています。
カーボンプライシングとは、カーボン(C:炭素)に価格づけを行うという意味です。CO2などの温室効果ガスには炭素原子が含まれるので、排出されたカーボンの排出量に比例した価格づけを行い、温室効果ガス排出量に応じて、排出者が費用負担を行う必要があります。
企業に設けられる、CO2排出量の上限が設定されるが、上限を超過した企業と、下回る企業との間で「排出量」を売買する「排出量取引」という仕組みがあります。どうしても排出量の削減が難しい企業があっても、世の中全体で排出量を減らすことができると考えられます。
企業として、地球温暖化対策やSDGsに積極的に取り組むことが求められており、しっかりと取り組んでいくことで企業のブランドイメージ向上にも結び付きます。
※参考:https://www.jaif.or.jp/journal/study/shiseitsuten/6979.html