インターネットバンキング利用者はご注意を!
フィッシングによるインターネットバンキング不正利用の被害が急増!
警察庁によると、インターネットバンキングにおけるフィッシング詐欺による被害金額は、平成28年以降、発生件数・被害金額ともに減少傾向が続いており、本年上半期の累計で、発生件数183件、被害額は約1億6,600万円で推移していました。
ところが、本年9月における発生件数は先月の約4倍の436件、被害額は約4億2,600万円となり、発生件数は平成24年以降最多で、被害額は2番目に多い水準となっています。
金融機関をかたるフィッシングの手口 ~ ワンタイムパスワードも油断できません ~
金融機関をかたったショートメッセージ(SMS)を送り付け、言葉巧みに偽サイトに誘導し、IDやパスワードなどの個人情報を入力させて不正にお金を引き出すものです。
被害に遭わないために、メールに記載されたリンク(URL)にアクセスする場合は、十分注意しましょう。また、金融機関から、ショートメッセージを経由して、個人情報の入力を求めることはありません。
たとえワンタイムパスワードなどの二段階認証を利用していても、これを突破する手口も登場しています。金融機関のサイトへアクセスする場合は、公式アプリを使用するか、正規のサイトをあらかじめ登録しておき、そこからアクセスするようにしましょう。
※警視庁のサイバーセキュリティ対策本部様よりご提供いただいた内容を掲載しています。