前回は、標的型メールによるウイルス感染経路などについてお伝えしました。今回は、標的型メールの見分け方について説明します。
標的型メールの多くは公的機関、仕事の関係者などを装って、受信者に不信感を抱かせないよう言葉巧みにウイルスに感染させて、情報を盗み取るのです。
標的型メールに騙されないよう、下記の着眼点に注意し、安易に添付ファイルを開いたり、URLをクリックしないようにしましょう。
標的型メールの一例
標的型メールによる騙しのテクニックは日々進化していて、今回紹介した着眼点で全ての標的型メールを見抜ける訳ではありません。そのため、OSや各種ソフトウェアのアップデート、セキュリティソフトを最新の状態に保つといった基本的なセキュリティ対策を実施することの他、利用者の意識を向上させることが重要です。
※参照:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)、https://www.ipa.go.jp/