
昨年の10月以降、インターネットバンキングの預貯金などを狙うコンピュータウイルス「DreamBot」に感染し、インターネットバンキングのユーザIDやパスワードが盗まれる被害が急増しています。警察庁の発表によりますと、昨年の7~9月は月20件程度でしたが、10月以降は月70件程度発生しています。
DreamBotは、実在する組織やサービスを騙るメールの添付ファイル、本文中に記載されているリンクをクリックすることで感染します。
DreamBotに感染すると、利用者が入力したユーザID・パスワード等を窃取されることや遠隔操作を受け不正送金されることもあります。
このような被害に遭わないために以下の対策を行ってください。
○ウイルス対策ソフトを導入する。
○ウイルス対策ソフトを確実に更新する。
○不審な添付ファイルやURLを不用意にクリックしない。
警視庁では、DreamBotなどのウィルス感染を目的とした不審メールを早期に把握し、ツイッターにおいて注意を呼びかけています。
警視庁のツイッターアカウント(@MPD_cybersec)
また、一般社団法人日本サイバー犯罪対策センター(JC3)では、DreamBotの感染確認ページを公開していますので、感染の有無を調べるのにご活用ください。
【DreamBot・Gozi感染チェックサイト】